2019-05-14 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
内閣府におきましては、これまで沖縄県内の病院の整備に関して、県立八重山病院等において沖縄振興公共投資交付金、いわゆるハード交付金を活用して支援を行ってきております。 こうした事例も踏まえながら、北部基幹病院が整備されることとなった場合には、厚労省、総務省とも連携しながら、内閣府としても必要な支援に取り組んでまいります。
内閣府におきましては、これまで沖縄県内の病院の整備に関して、県立八重山病院等において沖縄振興公共投資交付金、いわゆるハード交付金を活用して支援を行ってきております。 こうした事例も踏まえながら、北部基幹病院が整備されることとなった場合には、厚労省、総務省とも連携しながら、内閣府としても必要な支援に取り組んでまいります。
それで、現地に行きますと、例えば八重山病院で自衛隊が必要だったのは、潜水病の患者を那覇に搬送する時期だ。そういう時期がありました。今は、潜水病の患者は県立八重山病院で診られるようになっているので、自衛隊機の搬送というのは特に必要性を感じていない、向こうは海上保安庁がエリアにしているわけですけれども。
急患輸送を見ても、八九年の十月に八重山病院に脳外科が新設されましたが、これによって八重山と沖縄本島間の急患輸送業務が大きく改善されております。八七年、八八年の実績で見ますと輸送患者の約半分が脳外科患者だったが、病院の脳外科新設によりましてその患者の輸送業務がなくなっているということによくあらわれております。
次に、厚生省の方に離島の医療のことについてお伺いしたいのですが、現地の沖縄の新聞に、たとえばこんなふうに「八重山病院の巡回診療班が西表西部地区に出かけて集団検診を行ったところ、多くの疾病者が見つかった。胃ガン三人をはじめ、胃カイヨウ、十二指腸カイヨウ、胃炎など計百十五人。検査をうけた人たちの三五%に相当するからかなりの高率だ」これは僻地のそういう実態についてなんです。
次に、視察いたしました県立八重山病院について申し上げます。 昨年四月、石垣市を中心とする広大な八重山諸島の中核病院として新たに開設された当病院は、病床数約二百床、一日の外来患者三百人のほか増加する入院患者に対し、わずか常勤医師十三人と、養護要員八十七人で治療に当たっておりますが、このほか附属診療所六カ所への年間百三十回以上の巡回診療や六十件を超える救急患者の医療を行っております。
今年度中には県立の八重山病院の移転改築、あるいは那覇の市立病院の完成ということで、これによりまして公的病院と称せられるものが十四カ所になろうかと思います。それから、これらの核になる病院と密接な連携のもとに、救急診療所の整備を行ってきております。これも本年度をもって一応所期の目的を達成することになっております。
時間がありませんので、最後になりますが、厚生省関係で医療問題をちょっと聞いておきたいんですが、この県立八重山病院の移転改築は、たしかこれも五十四年度で完成をする運びになろうと思うんですが、どうなっているのかということと、八重山地区の石垣市救急診療所の整備問題がどうなっているのか。もう一つは離島の無医村対策ですね。
○佐分利政府委員 医療機関の整備につきましては、公的医療施設につきまして従来から特に高率の補助による助成を行っておりまして、五十四年度においても、那覇市立病院を新設するための経費を計上するほか、県立八重山病院の整備拡充を行うなど、医療機関の整備を図ることとしており、今後とも地域住民の医療需要に対応できるよう整備の促進に努めてまいりたいと考えております。
特に離島につきましては、四十五年にヘリコプターを二台政府予算で当時の琉球政府に整備いたしたわけでございますが、八重山病院に設置して、病院でヘリコプターの運営ということで、従業員の研修費まで一千万円ほどつけて実施に入りましたけれども、やはり医療機関が独自でヘリコプターの運営ということは非常にむずかしいということから、ただいま海上保安庁にこのヘリコプターはお願いして運営していただいております。
現在検討しておりますが、八重山病院が対象になるのではないかといまのところ考えております。
○岡田(純)政府委員 病院事業につきましては、今回予定しておりますものは千百七十一万三千円、これは政府立の八重山病院の外来棟でございます。なおこれにつきましては、復帰対策費で事業費の三分の二に相当いたしますものを本土政府から対策費として差し上げることになっておりまして、その裏負担、三分の一の全額を今回起債でさらに措置してあげたいというものでございます。